BiSH『GOiNG TO DESTRUCTiON』爆遅レビュー
BiSHの新譜発売されましたね。
チェキやトークイベントなどでTwitterも賑わいを見せる中、田舎住みの私はその波に乗れずAmazonで注文した破壊盤が届くのを待っていたのですが、なんと店頭で買えば好きなメンバーのサインを選べたようで……。
アルバムが届いてからも誰のサインが書かれているのか見るのが怖くて恐る恐る開封したのですが無事に推しであるアイナちゃんのサインを引き当てました!!これは本当に運がよかったです!!
さて、今回はBiSHの新アルバム『GOiNG TO DESTRUCTiON』を聴いた感想をつらつらと書いていこうと思っています。
音楽の知識全くないですし歌詞の考察とかもできないので本当にただの曲聴いた感想になっています。
CAN WE STiLL BE??
この曲を一秒聴いただけでこのアルバムが名盤になる予感がした。アルバム一曲目に相応しいパンチのある曲。メンバーそれぞれの「焦燥感」の歌い方に個性があっていい。
in case...
歌詞に「行かなくちゃ」が入っていると「お!」となる。この曲はギターがかっこいい。
STACKiNG
大好き。一番聴いてる。竜宮寺育が紡いだ歌詞が美しくて惚れ惚れする。ライブでのパフォーマンスも良いのではやく生で見たい。アイナがstereo futureの続きだと思って振り付けを考えたらしいが確かにメロディーやストリングスからstereo futureを想起させられる。
BE READY
歌詞から覚悟を感じる。落ちサビがいい。
ZENSHiN ZENREi
曲調もそうだが一曲が短いのも相まってDEADMANを彷彿とさせる。
NATURAL BORN LOVERS
推しの作詞曲。
逃げ出していいよ
そんなんだって また一歩
踏み出すことになるのさ
うなずきあってまた駈け出そう
傷ひらいたら 治るまであっためて
優しい世界にしよう
ここの歌詞が特別好き。逃げ出すという一見ネガティブに思える行為を「そんなんだってまた一歩踏み出すことになる」と肯定してくれる。常々彼女のネガティブをポジティブに変換する力はすごいと思っていたがこの曲で改めて思い知らされた。アイナの気持ちをストレートに伝えてくれているように思う。
I have no idea.
それな!となる。(語彙力) 意見求められた時にこれを相手に聞かせてやりたいくらい。しかし「全部自業自得でしょ」というのにも悔しいが納得できてしまう。この曲が竜宮寺育の作詞だと知った時すごく驚いた。ひとつのアルバムでふり幅がでかすぎる。
WiTH YOU
モモコらしい優しい歌詞。破壊というよりは諸行無常を歌っているように感じた。
狂う狂う
曲名だけ見た時一番期待してた。もっと狂気じみてるかと思ったら案外そうでもなくてちょっとがっかり。
MY WAY
曲調好き。そのままでいいよと言われてる気がする。ラップの部分が良い。「他人と比べても何にも意味ない」本当にその通りなので肝に銘じたい。
Beginning,End and Beginning
曲名通りの歌詞。
未来で出会う僕らがいる
幸せったらありゃしない
ここの歌詞からアユニがBiSHのこと大好きなの伝わってきて嬉しい。
STORY OF DUTY
とにかく音が気持ちいい。これが一番「破壊」って感じがする。
BROKEN
繊細な歌詞。サビが大好き。歌詞がFOR HiMぽさあって好き。
STAR
BROKENからのSTARの流れが良い。アルバムの最後に相応しい曲。温かみのある優しさを感じる。
破壊をテーマにした今回のアルバムだったがひとえに破壊と言ってもただ壊すだけじゃなく、壊してからの再生だったり、壊すことが怖かったり、愛や優しさに溢れた破壊だったりと様々な表現を垣間見ることができて、とても人間味に溢れているアルバムだと私は思った。